ボイトレ&ボーカル・レシピ集|その9「終わり良ければ全て良し」
☆カタヤマケイジ自ら執筆する「ボイトレ&ボーカル・レシピ集」です
「終わり良ければ全て良し」
終わり良ければ全て良し、昔からある格言みたいなやつですね。
歌でもそれはとっても当てはまることなんですよ。
入口(歌い出し)を外そうと思って歌い出す人は、まずいません(笑)
でも出口(1フレーズの終わり)の音程に注意して歌ってる方は、カラオケ屋さんとかでいないかなと思います。
たとえばロック系の歌の場合は、大体お尻(出口)をほおり投げる感じで処理すると雰囲気が出るのでそんな歌い方の歌手の方が多いですが、そんなほおり投げる感じでもちゃんと音程があります、その音に行ってからほおり投げないと訳の分からないダラシナイ歌になります。
お尻(出口)の処理の仕方は、まっすぐでもいいし、ほおり投げてもいいし、持ち上げてもいいし、、好みやTPOでいいのですが、とにかくお尻(出口)の音程にも意識を持って歌うことを当たり前にしていきましょう。慣れていきましょう。そのためにボイストレーニングや実際の歌の中でのボーカルレッスンが大切になってきます。
では出口の音程にどうすれば意識を持っていけるのかといえば、やはり母音が重要になってきます。最後の音の後ろにある母音まで、しっかり歌おうとすることです。以前に「その5」「その6」で書きました「母と子の物語」の母音の方です。母音をしっかり“置く”感じかな。
結果オーライとはチョット違いますよ(笑)、たまたまそうなったのではなく、自分でそうしていくのですから。勿論1つ1つのフレーズの真ん中の方も大切ですが、人が歌を耳にした時、入口と出口のポイントは高いですね。普段のボイストレーニングやボーカルレッスンの時から母音を歌う習慣をつけていきましょうね。勿論カラオケ屋さんで自分のレパートリーを歌う時もです。母音を歌う習慣をつけていくことにより、お腹からのしっかりした発声が身に付いてきますし、声量もアップしてきますし、音程の安定にも繋がってきます。そして母音まで歌おうとすると必ず人間はお腹の力を使わざる負えなくなります、喉だけでは持たない、足りないのです。そういった良い循環が母音を歌おうとすることで付いてきます。しかし口で言うのは容易いですが、やってみると少し慣れていかないと意外とイメージが掴めなかったりしますので少しずつやってみてください。
歌を歌う場合に、1音1音の後ろには必ず、あ・い・う・え・お、のどれかの母音が付きます。その母音を1フレーズの最後の1音まで意識できる習慣をつけていきましょう!必ず少しづつ出来てきます。
「終わり良ければ全て良し」です。
ボイトレ&ボーカルレシピ集
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その2「可能性にフタをしないで」
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その3「歌詞とキャラの一致性」
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