17 9月 2023

ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その・１４「ジェットコースターローリング」

☆カタヤマケイジ自ら執筆する「ボイトレ＆ボーカル・レシピ集」です

「ジェットコースターローリング」

ジェットコースターローリング、もう一回言っちゃおう（笑）なんと素敵なネーミングと自画自賛。

声を出すとき、歌うとき、よく言われるのは「声は丸く出す」これはとっても良い例え方です。その感じを私なりに表現したのが「ジェットコースターローリング」です。円状のジェットコースターをイメージしてください、そのジェットコースターが昇って行ってグルんと降りる、また昇って行ってグルんと降りる、そのイメージで声を出し、歌える、ことを目指しましょう。

声を出すことや歌うことは勿論、スポーツや武道などでも、良い動きは全て“円”“曲線”です。その“円”“曲線”の中でこそ、力が無駄なく、しなやかに使っていける。ローリングは回転するという意味、でもビュンビュン回るんじゃない、力を無駄なく、なおかつ最大限に使う円運動のイメージ、それがジェットコースターローリングです。

声を出すときのイメージにすぐ当てはめるのはチョット難しいかも知れませんが、歌を歌うことの方がイメージが掴みやすいかもです。皆さんよくご存じの「涙そうそう」という大ヒット曲がありますが、それを歌ってみてください、そう、手でゆっくりジェットコースターが昇って行ってグルんと降りるイメージを実際に手を回しながら歌ってみてください。

「ふーるいーあーるばーむーめーくりー、あーりがーとーおてーつぶーやいーたー、いーつもーいーつもーむねーのーなかー・・・」なんとなく私の言ってることのイメージが理解いただけたのではないでしょうか。

この実際に手を回すというのが本当に大切なのです。リズムや力の使い方を実際に体で表現し、掴み、乗っていく。言葉で書くと難しくなりますが、やってみれば簡単なことです。LIVEやPVで好きなアーティストさんを思い浮かべてみてください、身体、手や足や首、必ずどこかでリズムを表現していませんか、別に人に見せるためにやってるんじゃない、自分が乗っていくためです。私はリズム感が悪いなどと思いこんではダメです、体のどこでもいいんです、リズムを表現していく練習をしてみましょう、最初は不慣れな感じになるかも知れませんが、段々とそれが当たり前になってきて上手くいきはじめますから。

今日はここまでです、

「ジェットコースターローリング」是非やってみてください。

ボイトレ＆ボーカル・レシピ集

その１「楽しい」がすべての原動力」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その１ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その２「可能性にフタをしないで」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その２ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その３「歌詞とキャラの一致性」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その３ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その４「一日一練」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その４ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その５「母と子の物語」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その５ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その６「母と子の物語・続き」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その６ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

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その８「お酒と喉の話とか・・」「喉は生もの」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その８ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

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