18 12月 2023

ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その・１９「どこで切るか」

大盛況のうちに終えることが出来ました「カタヤマケイジ・コンサート2023～我が青春のSONGS～」沢山のお客様・メンバー・スタッフ、皆さんのお陰で今回も素敵な楽しいコンサートになりました、本当にありがとうございました！

さあ、今年も残り少なくなってきましたね、年の変わり目、区切りですね。
歌の1フレーズ1フレーズにも勿論終わり＝区切りがあるわけですが、皆さんどこでその1フレーズを終わるかということに目を向けたことありますかな？まあ自然に終われば（切れれば）いいわけですが、その自然というのが各人色々だったりしませんか、その方その方の当たり前が。お尻が短すぎる方もいれば、長すぎる方もいる、短すぎると切れ切れな感じの歌になりますし、私が毎回のように言ってる1音1音の後ろの母音が歌えません。また長すぎると間延びした感じでよくいうメリハリがない感じになりがちです。1フレーズのお尻の音にも、短い音、中間位の長さの音、長い音、とありますが短い音についてはあまりお尻迄は神経いかないかと思います。で中間位の長さの音と、長い音についてですが、これは1小節（１・２・３・４）の１か３、もしくは、ドラムの一番目立つ音、パンパン言ってる高めのスネアの音です。この位置を目印にして音を切るようにしてみてください。平成以降のPOPSは機械的な楽器たちが沢山入っているので、そういったお尻の処理で、シャキッとタイトに聴かせてる歌が沢山沢山です。宇多田さん、MISIAさん、SUPERFLYさん、ドリカム、サザン、ミスチル、米津さん、あいみょんさん、YOASOBIに至るまで当てはまります、というか歌・音楽を気持ち良くする一つの大きな手法みたいなものです。ビブラートがあっても、ストレートでも、ロングトーンが気持ちよく伸びて自然に終わるのと、先程言った位置で自分で切ってみるのと。Aメロ・Bメロ・サビ、その両方が1つの歌の中で成立してると気持ちのいい歌になっていきます。リズムに乗ってシャキッと切れる気持ちよさ、リズムに乗って気持ちよく伸ばす気持ちよさ。どちらも大切です、どちらも必要です。伸ばす方には意識を持てる方が多いかと思いますが、自分で意識をもって切るということが意外と見落としがちなところです。

あともう一つ上級者向けの切るタイミングの捉え方ですが、先程言ったドラムのスネアの音の位置を感じて切る＝乗る。

「どこで切るか」　大切ですよ。

ボイトレ＆ボーカル・レシピ集

その１「楽しい」がすべての原動力」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その１ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その２「可能性にフタをしないで」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その２ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その３「歌詞とキャラの一致性」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その３ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その４「一日一練」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その４ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その５「母と子の物語」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その５ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その６「母と子の物語・続き」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その６ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その７「ＭＣの苦手な人集まれ」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その７ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その８「お酒と喉の話とか・・」「喉は生もの」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その８ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)

その９「終わり良ければ全て良し」ボイトレ＆ボーカル・レシピ集｜その９ | カタヤマケイジ Official Website (k-katayama.com)